筑後吉井こころホスピタルは1950年にうきはの地に奥村病院として開設され、現在まで地域にとって精神科医療の場・働く場として役割を果たしてきました。いつの時代も病院にとって、患者さんにとって看護師は欠かせない職業です。
当院看護部は新卒から看護師歴40数年の者まで幅広いキャリアを持つ看護師の集団です。
「育てよう　心・技・知の看護力」をモットーにこれからの時代の変遷に勝ち抜いていく看護力をもつ看護師集団を目指しています。AIが普及して世の中が今以上にIT化されたとしても、患者さんの生きる力をサポートしていく職業として誇りと自信を持つ看護師を育てていきたいと思います。

看護部長 倉富芳子

筑後吉井こころホスピタルには、代々受け継がれてきた秘伝の「だし」レシピがあります。
私は先代の栄養士からその大事なバトンを引き継ぎました。「だし」だけではありません。耳納連山と筑後川に囲まれた自然豊かなうきは市のおいしい野菜、お肉を使った、秘伝のレシピも受け継いできました。病院給食に携わってきた先代の栄養士や調理スタッフが、給食を楽しみにしてくださる患者さんのために、適切な栄養管理はもちろんのこと、何をお召し上がりになりたいか、どんなものがお好きかをつぶさに伺いながら、家庭料理に近い献立を考えてきました。秘伝のレシピはその日々の知恵と工夫から生まれたものです。
私たちは、温かくホッとする病院給食というご飯を一膳一膳大切に作っています。受け継いだバトンを次の世代に渡せるように、これからもスタッフ一丸となって筑後吉井こころホスピタルらしい食事を提供していきたいと思っています。

栄養課課長 升水博美